タイトル:新潮 2026年 3月号 | ||||
| 創作 | ||||
夏帆とモーターサイクルの男、そしてスカーレット・ヨハンソン──〈夏帆〉その4(完結) “あなたはあなた自身の物語る世界の中心にいる”──ありくいの奥さんの言葉を胸に、夏帆は守護天使に見守られつつ試練に立ち向かう。私は強くならなくてはいけない。父親のために、母親のために、そして私自身のために。 | … | 村上春樹 | P7 | |
| 短期集中連載 | ||||
木蓮記(後篇) 木の上から異界が見え、豊根はどこかへ姿をくらませた。維新をまたいで書き継がれた超現実の手記、終幕! | … | 奥泉光 | P87 | |
| 【掌篇】 | ||||
盗癖 | … | 筒井康隆 | P133 | |
| 【連載小説】 | ||||
痴れ者 (第 3回) 創作時の脳波を測る実験。僕は塔一二三が作った量子コンピュータと接続され、久々の小説執筆を開始する。 | … | 上田岳弘 | P137 | |
| 【連作】 | ||||
あなたたちはわたしたちを夢みる 第9回 わたしは自分がいったい何なのか、知らない。身体が刻々と変化するなか、己の存在を把握しようとする試み。 | … | 川上弘美 | P155 | |
| 【新連載】 | ||||
教室で読む文学 (第1回)芥川龍之介「羅生門」 国語教育は面白くあってほしい。『日本文学全集』を編んだ作家と高校教師が、教科書の定番作品を読み直す。 | … | 池澤夏樹 田口耕平 | P165 | |
うたと夢の出会う場所 (第1回)百よりもっと多い穴 あけび、古墳、洗顔……時間の割れ目からの光がやがて作品を形づくる。気鋭の歌人による、散文と短歌の享楽。 | … | 大森静佳 | P180 | |
| 【対談】 | ||||
いしいしんじ×滝口悠生 『チェロ湖』の声に耳を澄ます 無意識の底に糸を垂らし、「ものがたり」を釣る。聞くことに徹した小説家同士の、語りのありようを巡る対話。 | … | P185 | ||
| 【評論】 | ||||
ドールの夫たちと他者性 人形やロボットと性関係を持つ人々に迫る『無機的な恋人たち』の著者が掴んだ、愛についてのひとつの仮説。 | … | 濱野ちひろ | P195 | |
もの言わぬ請願者たちへの眼差し──セバスチャン・サルガド追悼 この写真家は不当に論難されてきたのではないか。「美しさ」ゆえの断罪を超えたところでの再評価に挑む。 | … | 今福龍太 | P205 | |
| 【連載コラム】 | ||||
光源の旅 (第2回) ネパール・ヘランブーの丘 | … | 石川直樹 | P222 | |
| 【リレーコラム 街の気分と思考】 | ||||
水が溜まっているところ | … | 小川洋子 | P226 | |
ネネット | … | 細井美裕 | P230 | |
| 【新潮】 | ||||
読むではなく観る『サド侯爵夫人』 | … | 伊良刹那 | P234 | |
私だけの部屋 | … | 絶対に終電を逃さない女 | P236 | |
そこはかとない軽薄さ | … | 団塚唯我 | P238 | |
個サルの真髄 | … | 鳥山まこと | P240 | |
アマゾンレビューもフィールドなのだ | … | 横山紗亜耶 | P242 | |
| 【特別書評】 | ||||
「日記はどこに行ったのか」 町田 康『朝鮮漂流』を読む | … | 待川匙 | P244 | |
| 書評委員による 私の書棚の現在地 | ||||
大鋸一正『蛾』 | … | 小山田浩子 | P248 | |
ウンベルト・エーコ『薔薇の名前[完全版]上・下』(河島英昭・河島思朗 訳)) | … | 鈴木結生 | P251 | |
| 本 | ||||
谷川俊太郎『ひとりでこの世に』 | … | 伊藤比呂美 | P254 | |
佐藤厚志『ジャスティス・マン』 | … | 戌井昭人 | P256 | |
堀江敏幸『三月のつぎに七月が』 | … | 大崎清夏 | P258 | |
間宮改衣『弔いのひ』 | … | 小池水音 | P260 | |
羽田圭介『その針がさすのは』 | … | 澤部渡 | P262 | |
鈴木涼美『典雅な調べに色は娘』 | … | 市街地ギャオ | P264 | |
| 本 | ||||
ミア・コウト『夢遊の大地』(伊藤秋仁 訳) | … | 豊崎由美 | P266 | |
| 【連載小説】 | ||||
マキノ 第 4回 | … | 髙村薫 | P268 | |
その後の桜 第 5回 | … | 村田喜代子 | P276 | |
山吹散るか ほろほろと 第 8回 | … | 辻原登 | P288 | |
| 【連載評論】 | ||||
雅(みやび)とまねび――日本クラシック音楽史 第14回 | … | 片山杜秀 | P300 | |
独りの椅子 石垣りんのために 第19回 | … | 梯久美子 | P312 | |
小林秀雄 第125回 | … | 大澤信亮 | P322 | |
第58回新潮新人賞 応募規定 | … | P336 | ||
執筆者紹介 | … | P339 | ||
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