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新潮 2025年11月号 [ 文芸雑誌目次DB ]

新潮

毎月7日
(株)新潮社



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タイトル:新潮 2025年11月号
創作
 (150枚)
夏帆とシロアリの女王──〈夏帆〉その3 
知らないうちに身体が何ものかに乗っ取られている──夏帆は浦和の実家で、変貌した母親と対峙する。派手になった服装と、見え隠れするモーターサイクルの男。前二作を継ぎ、物語はさらに世界の奥深くへ。
村上春樹 P7
第57回 新潮新人賞発表
 
第57回 新潮新人賞発表 
  P140
 受賞作
赤いベスト(140枚) 内田ミチル 
「家にね、赤いベストの女がおるって言うんよ」。ウォーキングに集まる老人を脅かす、真偽不明の噂話。不穏な空気が流れる広島の町で、自らももう若くはない跡野は、しばらく前に姿を消した認知症の母を想う。
  P59
 受賞者インタビュー
内田ミチル 
方言を使い、自分から離れたところへ
  P152
 受賞作
あなたが走ったことないような坂道(90枚) 有賀未来(ミク) 
星瑤(シンユ)は香港生まれで、中国籍で、日本語しか話せない。ママの顔は知らないし、親友への想いは恋にも似ている。言葉にできないものばかり抱えて彼女は生きる──清新な文体で駆け抜ける、若者のすべて。
  P109
 受賞者インタビュー
有賀未来 
目を逸らさずに「痛み」を書く
  P156
 
選評 
上田岳弘/大澤信亮/小山田浩子/金原ひとみ/又吉直樹
  P142
掌篇
 
列車と刑罰 
筒井康隆 P163
連載小説
 
マキノ 
第 2回 齢六十にして姓を変えた彼は、滋賀マキノにある古家を相続し、警察の定年退職後に東京から移り住んだ。
高村薫 P167
 
その後の桜 
第3回 夜の海岸の引き潮。魚のいない海。海の砂漠。皆既月食。大自然の中で、生と死が表裏のように反転する。
村田喜代子 P177
第33回 萩原朔太郎賞発表
 
第33回 萩原朔太郎賞発表 
  P190
 受賞作
暗闇に手をひらく/大崎清夏(さやか) 
  P202
 
選評 
杉本真維子/日和聡子/松浦寿輝/三浦雅士/和合亮一
  P192
第24回 小林秀雄賞発表
 
第24回 小林秀雄賞発表 
  P214
 受賞作
『荷風の昭和 《前篇》関東大震災から日米開戦まで 《後篇》偏奇館焼亡から最期の日まで』 川本三郎 
  P221
 
選評 
片山杜秀/國分功一郎/関川夏央/堀江敏幸/養老孟司
  P216
対談
 
小説の神さまに会いにいく    角田光代×小川洋子 
悩みを預けるようにして書く。創作と信仰、旅、混沌。同時代を歩んできた二人が互いの核に触れる初対談。
  P231
評論
 
祭りの後で──ポスト大阪・関西万博の建築を考える 
権力の丹下健三と反権力の磯崎新を止揚する第三の道は可能か。未来の果てに浮かび上がる「超都市」の姿。
藤村龍至 P250
リレーコラム
 
街の気分と思考 
回転する〈彼女〉の肖像
石沢麻依 P268
 
街の気分と思考 
110Vの天使
ハラサオリ P272
新潮
 
世界一のサッカークラブを作る 
井筒陸也 P276
 
謎解きの答えから始まった「鏡の向こうのシェイクスピア」シリーズ 
江戸馨 P278
 
現代アート的 
松田将英 P280
 
ぴかぴか 
松森モヘー P282
書評委員による 私の書棚の現在地
 
上野千鶴子・山内マリコ『地方女子たちの選択』 
高瀬隼子 P284
 
小山田浩子『作文』 
小池水音 P288
 
綿矢りさ『激しく煌めく短い命』 
大前粟生 P292
 
大竹伸朗『絵の音』 
佐藤厚志 P294
 
渡邊英理『到来する女たち──石牟礼道子・中村きい子・森崎和江の思想文学』 
竹中優子 P296
 
ジョゼ・サラマーゴ『修道院覚書──バルタザールとブリムンダ』(木下眞穂 訳) 
豊崎由美 P298
連載評論
 
雅(みやび)とまねび――日本クラシック音楽史 
第11回  
片山杜秀 P302
 
独りの椅子 石垣りんのために 
第17回
梯久美子 P314
 
小林秀雄 
第122回
大澤信亮 P320
連載小説
 
山吹散るか ほろほろと 
第 4回
辻原登 P332
 
マイネームイズフューチャー 
第 7回
千葉雅也 P342
 
湾 
第17回
宮本輝 P352
 
荒れ野にて 
第91回・完
重松清 P368
 
第58回新潮新人賞 応募規定 
  P160
 
執筆者紹介 
  P386

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