タイトル:新潮 2025年 1月号 | ||||
新連作 | ||||
良心的兵役拒否 [1]洒落た文句に振り返りゃ くじ引きで徴兵される者と、断る者。「有事」のこの国をアイロニカルに描き出す、21世紀の戦記文学。 | … | 市川沙央 | P7 | |
からの旅 1 空の旅、日本からの旅。ドイツの都市K、大聖堂のステンドグラスが呼び起こす歴史と、幾層もの記憶。 | … | 小山田浩子 | P23 | |
創作 | ||||
扉 | … | 上田岳弘 | P49 | |
絶望退治 | … | 角田光代 | P69 | |
聞こえたり聞こえなかったり 第3回 | … | 桐野夏生 | P95 | |
歯ごたえと喉ごし | … | 滝口悠生 | P111 | |
死んだ友達 | … | 保坂和志 | P147 | |
お小水とお通じ | … | 山田詠美 | P171 | |
対談 | ||||
驚きの連鎖を生きる 蓮實重彦×千葉雅也 伝説の式辞から、AIの神髄まで。自己のフィクション性を見つめる二人の、世代を超えた知の応酬。 | … | P181 | ||
現実を抉(えぐ)るパラレルワールド 平野啓一郎×九段理江 いかに同時代の読者に小説を届けるか――偶然と人称をキーワードに『富士山』収録短篇に切り込む。 | … | P195 | ||
随筆 | ||||
哲学とはなにか | … | 東浩紀 | P41 | |
ニコール・キッドマンの初恋 | … | 金原ひとみ | P87 | |
天に地にせめぎあう音たち | … | 高村薫 | P105 | |
ツルツルした日々――業界も変わりゆく | … | 中村文則 | P131 | |
平坦さ | … | 濱口竜介 | P139 | |
酒場 | … | 又吉直樹 | P155 | |
筆が向くまま西東、なのにヨー | … | 町田康 | P163 | |
対詩 | ||||
谷川俊太郎+覚 和歌子 いつかなじんだ靴を履いて(遺作) | … | P209 | ||
追悼 谷川俊太郎 | ||||
口承の谷川さん | … | 伊藤比呂美 | P224 | |
「詩」と「死」に就いて | … | 尾崎真理子 | P226 | |
その世とこの世とあの世 | … | ブレイディみかこ | P228 | |
谷川俊太郎、ひとりぽっち | … | 吉増剛造 | P230 | |
あなたに好きな詩人がいること | … | 最果タヒ | P232 | |
ノンフィクション | ||||
最後の山 第4回 長い旅の終わり | … | 石川直樹 | P235 | |
リレーコラム | ||||
街の気分と思考 豆乳でいたい | … | 斎藤真理子 | P246 | |
街の気分と思考 息絶える | … | ヒコロヒー | P250 | |
「ほんとうの日本」を求める人たち―― 水村美苗『大使とその妻』を読む | … | グレゴリー・ケズナジャット | P254 | |
微細に発酵し続ける、鮮やかな不穏 小山田浩子『最近』を読む | … | 高山羽根子 | P258 | |
書評委員による 私の書棚の現在地 | ||||
金川晋吾『明るくていい部屋』 | … | 九段理江 | P262 | |
ヨン・フォッセ『三部作トリロギーエン』岡本健志・安藤佳子訳 | … | 山下澄人 | P266 | |
本 | ||||
古井由吉『古井由吉翻訳集成 ムージル・リルケ篇』 | … | 石沢麻依 | P270 | |
久栖博季『ウミガメを砕く』 | … | 古川真人 | P272 | |
高瀬隼子『新しい恋愛』 | … | 三宅香帆 | P274 | |
連載小説 | ||||
Ifの総て 第 7回 | … | 島田雅彦 | P278 | |
湾 第 8回 | … | 宮本輝 | P286 | |
荒れ野にて 第81回 | … | 重松清 | P301 | |
第57回新潮新人賞 応募規定 | … | P276 | ||
執筆者紹介 | … | P323 |
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