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新潮 2025年 7月号 [ 文芸雑誌目次DB ]

新潮

毎月7日
(株)新潮社



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タイトル:新潮 2025年 7月号
新連載小説
 
その後の桜(第1回)レンズ 
夫の一周忌を終えた春、わたしは双眼鏡の虜になった。死の世界を想起させる静謐な空間、もう戻れない時空。
村田喜代子 P7
新連載評論
 
神の耳――音楽という謎(第1回) 
南米アマゾンの先住民は、モーツァルトの曲になぜ畏怖の感情を覚えたか? 音楽の奥に潜む創造神を探す旅。
中沢新一 P19
創作
 
近江、川の流れが始まるところ 
先輩作家トミオカさんは語っていた。若沖と芭蕉はよく似た暮らしぶりなのに、どうして違って感じられるのかと。
黒川創 P33
掌篇
 
狐狸 
筒井康隆 P65
連作
 
良心的兵役拒否 [3] 風船のパパ 
父は産道の出口で待っていてくれなかった。双生児しのぶとアケルの分かり合えない関係と、迫りくる戦争の影。
市川沙央 P69
 
からの旅 3 
祖父が吸った野生の大麻、「おとめの腰湯」という名のチーズ。異国で不意に質感を伴った記憶がよみがえる。
小山田浩子 P83
第38回 三島由紀夫賞発表
 
第38回 三島由紀夫賞発表 
  P102
 
【受賞作】橘の家(一部掲載) 
中西智佐乃 P114
 
選評 
川上末映子/高橋源一郎/多和田葉子/中村文則/松家仁之
  P104
 
受賞記念エッセイ 
悪いくせお気楽なくせ
  P124
対談
 
國分功一郎×伊藤亜紗 中動態と「行為のコミュニズム」 
創作は個人を超えた共同作業である。規則の外側を意識した対話から、次なる思想のヒントが浮かび上がる。
  P129
評論
 
いかに敗北するか――没後五十五年目の三島由紀夫入門私説 
三島は女性原理に抵抗するため強靭な文体を求めた。晩年を知る詩人による、同性愛者としての批評と告白。
高橋睦郎 P143
 
黙殺された『日本文学史』――ドナルド・キーンの「代表作」を検証する 
全十八巻にもなるこの労作は、長年あまりに無視されてきた。読みどころの紹介とともに、著者の目諭見を探る。
角地幸男 P159
 
メキシコ湾スケッチ 
奇矯な米国大統領令が覆い隠そうとするクレオールの豊かな文化。旅人の立場で名付けの歴史を書き留める試み。
今福龍太 P193
ノンフィクション
 
触れるポートフォリオ 
第9回 ラスト・ダンス(前篇)
島本理生 P209
リレーコラム
 
街の気分と思考 
掃除嫌いな幽霊
石沢麻依 P218
 
街の気分と思考 
三茶で待つ
ハラサオリ P222
新潮
 
寝ても忘れないこと 
安藤奎 P226
 
小説を書かせ続ける人 
小山田浩子 P228
 
なんとなく、わかる。――ファッションとは何か 
長畑宏明 P230
書評委員による 私の書棚の現在地
 
ジュンパ・ラヒリ『翻訳する私』(小川高義 訳) 
九段理江 P232
 
町田 康『俺の文章修行』 
山下澄人 P236
 
村田喜代子『美土里倶楽部』 
石井遊佳 P240
 
村田沙耶香『世界99』 
郷原佳以 P242
 
中西智佐乃『長くなった夜を、』 
芝夏子 P244
 
福嶋亮大『世界文学のアーキテクチャ』 
古川日出男 P246
連載コラム
 
料理の人類学のかたわらで 
第12回 完  料理は食べてもわからない
藤田周 P248
連載評論
 
雅(みやび)とまねび――日本クラシック音楽史 
第 7回  
片山杜秀 P250
 
独りの椅子 石垣りんのために 
第14回
梯久美子 P260
 
小林秀雄 
第118回
大澤信亮 P272
連載小説
 
マイネームイズフューチャー 
第 4回
千葉雅也 P282
 
Ifの総て 
第13回
島田雅彦 P290
 
湾 
第13回
宮本輝 P300
 
荒れ野にて 
第87回
重松清 P313
 
第58回新潮新人賞 応募規定 
  P338
 
執筆者紹介 
  P339

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