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新潮 2025年 2月号 [ 文芸雑誌目次DB ]

新潮

毎月7日
(株)新潮社



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タイトル:新潮 2025年 2月号
特集 生誕一〇〇年よみがえる三島由紀夫
 講演録
三島由紀夫の絶望の先へ 
なぜ彼は「天皇陛下万歳」を叫び、割腹自殺を選んだのか。虚無の思想を克服するためのいくつかの問い。
平野啓一郎 P7
 論考
『金閣寺』担当編集者の葛藤ーー菅原國隆宛書簡を読む 
「人間病」の構想が代表作へと結実するまで。作家と編集者の蜜月を証立てる11通の手紙とその後の関係。
井上隆史 P19
 特別企画 1
三島由紀夫への手紙 
拝啓 三島由紀夫
川本直 P40
 特別企画 1
三島由紀夫への手紙 
私へ
九段理江 P46
 特別企画 1
三島由紀夫への手紙 
残された〈結び目〉の謎
佐藤究 P50
 特別企画 1
三島由紀夫への手紙 
「文化の不満」をどう解消するか
島田雅彦 P56
 特別企画 1
三島由紀夫への手紙 
陳腐な死に方の陳腐でないあなたへ
田中慎弥 P62
 特別企画 1
三島由紀夫への手紙 
別の「生を」
中村文則 P66
 特別企画 2
三島由紀夫の文 
石井遊佳/石沢麻依/市川沙央/伊良刹那/上田岳弘/宇垣美里/太田ステファニー歓人/角幡唯介
  P72
 特別企画 2
三島由紀夫の文 
黒田夏子/佐伯一麦/向坂くじら/杉本博司/鈴木涼美/先崎彰容/辻原登/豊永浩平/永井みみ/長野まゆみ
  P80
 特別企画 2
三島由紀夫の文 
乗代雄介/蓮實重彦/東出昌大/古川日出男/宮内悠介/村田沙耶香/森村泰昌/山田詠美/吉田大八
  P92
 随筆
三島の死 
ゴア・ヴィダル 川本直訳P101
 随筆
創造と礼節 
横尾忠則 P115
創作
 
ナラヤン家の人々 
アキール・シャルマ 小野正嗣訳P122
 
中野家の人々 
米国インド人コミュニティを舞台にした短篇と、それに触発された訳者=小説家からの海を越えたアンサー。
小野正嗣 P132
 
アンザイレン 
時代とともに変化する登山の倫理。シマモりはネイトウさんをパートナーに、戸山公園で予行演習を試みる。
高山羽根子 P143
ノンフィクション
 
触れるポートフォリオ 
第7回 ディストピアないしはユートピア
島本理生 P159
対談
 
食のフィールドワーカー  平野紗季子X吉本ばなな 
飲食店ひとつひとつに、宇宙が丸ごと詰まっているーー食いしん坊ふたりが分かち合う、受け身の奇跡!
  P167
 
悲しみを乗り越えるために書く  津村記久子X島田潤一郎 
『うそコンシェルジュ』の執筆背景にあった、幼い頃の疎外感。人生はモテて解決することばかりではない。
  P177
リレーコラム
 
街の気分と思考 
透明な人間・谷川俊太郎
マーサ・ナカムラ P216
 
街の気分と思考 
下高井戸シネマで映画と出会う
ゆっきゅん P220
新潮
 
水浴び 
小原晩 P224
 
「穴のあいた言語」が「真理」をゆさぶる 
斎藤環 P226
 
チーズのすきな王さま 
鈴木ジェロニモ P228
 
追悼すること 地図を描くこと 批評を書くこと 
松田樹 P230
 
ニューヒッピー 
山谷佑介 P232
書評委員による 私の書棚の現在地
 
小池水音『あのころの僕は』 
高瀬隼子 P189
 
ジャン・アメリー『老いについて 反乱と諦念』初見基訳 
小池水音 P192
 
円城塔『コード・ブッダ 機械仏教史縁起』 
石井遊佳 P196
 
鈴木涼美『不倫論 この生きづらい世界で愛について考えるために』 
石島亜由美 P198
 
上田岳弘『多頭獣の話』 
島口大樹 P200
 
金原ひとみ『ナチュラルボーンチキン』 
鈴木涼美 P202
 
石田夏穂『ミスター・チームリーダー』 
砂川文次 P204
 
小川洋子『耳に棲むもの』 
竹中優子 P206
 
アンドレイ・クルコフ『灰色のミツバチ』沼野恭子訳 
豊﨑由美 P208
 
内村薫風『ボートと鏡』 
長瀬海 P210
 
四人のファーガソンの生涯 
ポール・オースター『4321』(柴田元幸訳)を読む
津村記久子 P212
 
料理の人類学のかたわらで 
第 7回 オオゼキ下北沢店だけの家庭料理
藤田周 P234
 
見えない音、聴こえない絵 
第233回  縄文駐車場
大竹伸朗 P236
連載評論
 
独りの椅子 石垣りんのために 
第10回
梯久美子 P238
 
小林秀雄 
第113回
大澤信亮 P248
連載小説
 
Ifの総て 
第 8回
島田雅彦 P258
 
湾 
第 9回
宮本輝 P268
 
荒れ野にて 
第82回
重松清 P284
 
第57回新潮新人賞 応募規定 
  P156
 
執筆者紹介 
  P306

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