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新潮 2025年 4月号 [ 文芸雑誌目次DB ]

新潮

毎月7日
(株)新潮社



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タイトル:新潮 2025年 4月号
新連載
 
マイネームイズフューチャー 
佐藤悠介、ニー歳、フリーライター。脇役(モブ)を自認する彼は生成AIに仕事を脅かされ、「復讐」を誓う。言葉の実在性と虚構性。現代の諸問題を呑み込んで駆動する、著者初の長篇エンターテインメント!
千葉雅也 P7
掌篇
 
普通の生活 
タクシーで自宅を目指すが、なかなかたどり着けない老夫婦。頼りない運転手のせいか、それとも……。
筒井康隆 P27
短篇
 
ズッキーニ病 
特定の野菜に執着する母。今にして思えば父が亡くなる以前から、すこしおかしかったのかもしれない。
三国美千子 P33
連作
 
良心的兵役拒否 [2]ママ 
徴兵制導入を叫ぶ平井迴凪子(えなこ)には、障害児の息子がいた。記者の直撃とネット炎上に彼女の心の内は。
市川沙央 P43
 
からの旅 2 
オーストリアの小都市で要塞を登る私の脳裏に、津波が襲った日本のあの街の白い霧が立ち込める。
小山田浩子 P57
 
レインボー・バレー 
生きるために命を賭す、登山家の逆説。シマモリは友人の姿に触れ、自らの価値観を揺さぶられる。
高山羽根子 P77
対談
 
知られざる三島由紀夫――生誕100年の記念日に 横尾忠則×平野啓一郎 
死生観を踏まえた独特の芸術論と、自決の数日前に交わした言葉。三島像を刷新するいくつかの秘話。
  P89
批評
 
現代美術不案内――ヴェネチア・ビエンナーレ2024訪問記 
理論不在かつ資金調達は民間頼みの国際芸術祭。気鋭の哲学者=批評家が綴る、水の都での五日間。
福尾匠 P103
長篇評論
 
アリス・マンローのパッシヴ・ヴォイス 
ノーベル賞作家マンローは、パートナーによる娘への性的虐待を知りながら、まるで対応してこなかった――綿密な周辺取材と著作の精読によって「短篇の女王」の隠された実人生に光を当てる、第一級の文芸ジャーナリズム。
レイチェル・アヴィヴ 小竹由美子訳P115
映画評
 
自分の轍(わだち)に砂をかけるボブ・ディランは猫である――『名もなき者/A COMPLETE UNKNOWN』随想 
ティモシー・シャラメ主演の話題作を観て、当代きっての「ボブ馬鹿」音楽評論家は何を感じたか?
湯浅学 P165
リレーコラム
 
街の気分と思考 
生きている廃墟
村田沙耶香 P172
 
街の気分と思考 
ランナーズ・アイ
伊藤亜紗 P176
新潮
 
キティ 
市原佐都子 P180
 
消えかけた物語のありか――『断腸亭日乗』から 
多田蔵人 P182
 
サウザンド・レイヤーズ・オブ・シブヤ 
谷頭和希 P184
 
地べたにすわっておしっこをする 
早坂大輔 P186
 
窓を覗く 
甫木元空 P188
 
おいでよ、つんどくの森 
山本貴光 P190
書評委員による 私の書棚の現在地
 
三島由紀夫『假面の告白 初版本復刻版』 
九段理江 P192
 
青柳菜摘『亡船記』 
山下澄人 P196
 
津村記久子『うそコンシェルジュ』 
大崎清夏 P200
 
ヘルベルト・ローゼンドルファー『廃墟建築家』(垂野創一郎訳) 
豊崎由美 P202
 
奥泉 光『虚傳集』 
山本貴光 P204
 
宮内悠介『暗号の子』 
吉川浩満 P206
連載コラム
 
料理の人類学のかたわらで 
第 9回 水道水の味を「説明」する(怖さを引き受ける)
藤田周 P208
連載評論
 
雅(みやび)とまねび――日本クラシック音楽史 
第 4回
片山杜秀 P210
 
独りの椅子 石垣りんのために 
第12回
梯久美子 P222
 
小林秀雄 
第115回
大澤信亮 P232
連載小説
 
Ifの総て 
第10回
島田雅彦 P242
 
湾 
第11回
宮本輝 P254
 
荒れ野にて 
第84回
重松清 P266
 
第57回新潮新人賞 応募規定 
  P290
 
執筆者紹介 
  P291

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