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群像 2026年 7月号 [ 文芸雑誌目次DB ]

群像

毎月7日
(株)講談社

講談社 BOOK倶楽部:文芸書 群像

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タイトル:群像 2026年 7月号
創作
 新連載
先祖返り 
ニルヴァーナ・ブティック・ホテルには、隠れ家や密会の場所として利用する客が今日も宿泊していく。それぞれの思惑のもと最上階に滞在する九名の客は、ある朝突然の停電に見舞われるーー。
…島田雅彦 P11
 
さようなら私たち 
「エゴサ、しないでいただきたいんです」。ライター業が軌道に乗り始め年齢なりの収入にリーチした頃、テレビ番組の司会を破格の待遇で引き受けた。初回収録後、プロデューサーが不意にやってきてかしこまった態度でそう言った。
…金原ひとみ P54
中篇一挙
 
お疲れのところはございますか? 
ブチブチブチッ! これまでにない快楽を手にした私は、天職を求めて働き始める。身体と労働のあわいをユーモラスに描く、気鋭の飛翔作。
…石田夏穂 P290
批評総特集・「論」の遠近法2026
 対談
批評家とは何者か     東浩紀×福尾匠 
この上なく自由な批評という営為のなかで、何を考え、何を書くのか。自らの仕事を見つめながら書き続ける二人が語る、批評家としての仕事の倫理。
…  P80
 批評新連載
声の避難所 
「いま、どうしてる?」。SNSは絶えず私たちに問いかける。「本当に」考えるために。私たちは言葉を寝かせる場所を求めている。
…高森順子 P100
 批評新連載
「物」をほどく 
そこに刻まれた、所有者たちの痕跡、そして記憶。理不尽に破壊されていく災厄の時代にこそ「物」を見直す必要がある。
…林大地 P107
 批評新連載
ツァラの創作論 小説家はどう長篇を書いているのか 
「書いている間」にだけ現れるものがある。膝の上の白黒猫ツァラの箴言に導かれ、作家は創作の混沌に潜り込む。神話、記憶・衝動が交錯する魂の創作論。
…古川日出男 P118
 批評
秩序からの逃走 失敗と文化批評の抵抗 
薄暗い部屋から動けないその日に、批評はいかにあなたと関わるか。批評の「失敗」を受け止めて、オルタナティヴな世界を希求していく。
…青本柚紀 P138
 批評
〈ハイブリッド精神〉をポケットに入れて 宮迫千鶴論 
80年代のフェミニズム論争のただ中で、「女」をめぐる言説をアウトサイダーの視点から見つめる人物がいた。彼女の遊戯性は、今日のジェンダーの様相を再創造(リメイク)する。
…北川光恵 P149
 批評
政治家とアイドル 日本にとって“メガチャーチ”とは何か? 
政治家を〝押し〟と呼ぶことによって押し進められているのは、有権者の主体的政治参加ではなく、むしろ非政治的領域の拡大だった。朝井リョウの小説に見る、令和に進行する日本型ファシズムの姿とは。
…小峰ひずみ P158
 批評
1条をどう評価すべきか 新潟県における憲法論議 
新潟県では、新憲法の草案公表前から天皇や天皇制をめぐる議論が起こり、関心が高かった。政治家、工場労働者、小作農、農村青年などの多岐にわたる天皇観を見ていく。
…原武史 P166
 批評
思春期というニヒリズム 自分を騙す快楽 
AIが嘘をつき始めたことが話題になった時、私は笑うしかなかった。なぜなら、生命の本質は騙しにほかならなかったのだから。
…三浦雅士 P180
 批評
使い道のないディルドと親指ペニス、クィアな想像力について 
昨年邦訳が刊行されたキム・メラによる「夕焼け」と、93年に発表された松浦理英子『親指Pの修業時代』。国も世代も異なる二作は、すでにある秩序を書き変える自由、その無数の手立てを内包する。
…水上文 P192
 対話
蓮實重彥×工藤庸子   対話 第7回 「コード」と「物置小屋」に導かれて 
「未発表小説」として提起された大江健三郎の新発見小説と、人はどのように向かいあえばよいのか。視点を「テクスト的な現実」に集中させながら、言葉を交換し続ける。
…  P204
 ノンフィクション 新連載
なぜ、彼女たちは「犯罪者」になったのか 
関東大震災の混乱のなか大逆罪で起訴され、死刑判決を受けた金子文子とそのパートナー朴烈(パクヨル)。いまだ日本では歴史的位置づけが定まらない二人を知るため、韓国取材を通して見えてきた、「罪」を作り出す権力構造とは。国家が決めてきた「犯罪者」を再考する。
…伊藤春奈 P220
 ノンフィクション
昭和元年の七日間 
昭和最後の六十四年と同じく、昭和元年もまたわずか七日間しかなかった。まったく注目されていない最初の七日に、あの長い昭和時代の本質があるのではないか。
…前田啓介 P234
 論点
文学フリマにみる「文学空間」の変容 
初開催から四半世紀、空前の盛り上がりを見せる「文学フリマ」。在学中に第一回に出店した記者が見てきた文学フリマの変化と文学のこれから。
…鈴木沙巴良 P244
 エッセイ 新連載
よわねいろ 
こわいものは嫌いだった。でも、いまの私には世界が違って見える。自分のよわさに向き合おうと思った。
…木村衣有子 P252
 エッセイ 新連載
具体的な話 
言論空間では分断と潔癖が繰り返されている。具体を恐がるからこそ抽象論に逃げ込む。私たちはもっと具体的な話をしなければならない。その理由を、考えていく。
…武田砂鉄 P257
 エッセイ
ぼろぼろ 
言葉が追いつかない。穴の空いた言葉で話しながら、世界とは何かを問い続ける。せんそうって言葉は、愛せない。
…永井玲衣 P262
 書評
戦争の体温に沈む 
…伊藤亜和 P266
 特集内小特集・「思考のストレッチ」 対談
小川哲×田村正資     小説と批評、あるいはクイズをめぐる問い 
文章を書くことは、「私」と「あなた」の間に理解が成立する箇所を探る営み。ジャンルを飛び越えて、自分/世界を表象文化論的に解体していくスリリングな対話。
…  P270
 特集内小特集・「思考のストレッチ」 書評
伸び縮みする術式と曖昧な式神 
…難波優輝 P281
 特集内小特集・「思考のストレッチ」 エッセイ
世界をあれこれ解釈して遊ぶことのススメ 
…田村正資 P284
 巻尾新連載
巻尾言 
最後だけど、眼に入りやすい場所。「記号的な遠さと身体的な近さがぶつかっている感じ」で今号から「群像」にシッポがつきます。
…福尾匠 P606
随筆
 
モードの問題 
…小森真樹 P288
 
弛みない悪意 
…福田節郎 P526
連載
 
アーカイブ 
第 3回
…藤野可織 P336
 
不在事件 
第 8回
…多和田葉子 P342
 
鳥のいない国 
第12回
…円城塔 P350
 
きょくあじさしとくさのこ姫 
第17回
…いしいしんじ P372
 
Wet Affairs Leaking 
第31回
…阿部和重 P365
 
B 
第16回
…松浦寿輝 P380
 
見仏記 
第 2回
…いとうせいこう みうらじゅんP390
 
行動するアート 
第 3回
…川上幸之介 P400
 
〈文×人〉考 
第 3回
…田中純 P407
 
食暦 
第 4回
…武塙麻衣子 P418
 
はじめての自分的思考 
第 4回
…三宅香帆 P422
 
自分を生きる忘備録 
第 3回
…岩川ありさ P430
 
新書のツボ 
第 5回
…田村正資 P436
 
人文のツボ 
第 5回
…江南亜美子 P438
 
外文のツボ 
第 5回
…豊永浩平 P440
 
ウクライナPR情報戦 「演者」の成功と落日 
第 7回
…高木徹 P442
 
シネマ日和           
第 7回
…島口大樹 崔実P456
 
文芸誌でミステリの話をしよう 
第 7回
…若林踏 P460
 
リンゴのくしゃみ 
第 8回
…伊藤亜和 P464
 
ニューヨーク滞在記 
第 8回
…平野啓一郎 P451
 
恋文の行方 
第 5回
…石井美保 P468
 
「雑」の風景 
第10回
…平山周吉 P484
 
源氏百人一首  らせん譚 
第10回
…毬矢まりえ 森山恵P496
 
これからの人生。 
第14回
…小西康陽 P508
 
女たちの群像 
第 7回
…渡邊英理 P528
 
ジャッジメンタルな時代 ネガティヴ・ケイパビリティ考 
第 8回
…小川公代 P538
 
あのころの面影 仏文回想記 
第16回
…野崎歓 P558
 
くぼみにふれる 
第16回
…百瀬文 P553
 
文化の脱走兵 
第42回
…奈倉有里 P564
 
現代短歌ノート二冊目 
第69回
…穂村弘 P577
 
日日是(にちにちこれ)目分量 
第71回
…くどうれいん P570
 
星占い的思考 
第76回
…石井ゆかり P574
書評
 
『今度は異性愛』松浦理英子 
…一穂ミチ P580
 
『私の謎 柄谷行人回想録』柄谷行人 聞き手滝沢文那 
…江南亜美子 P582
 
『Ifの総て』島田雅彦 
…遠藤秀紀 P584
 
『重箱のすみから』金井美恵子 
…星野智幸 P586
 
文芸文庫からのお知らせ 
…  P600
 
群像Web紹介ページ 
…  P602
 
第70回群像新人文学賞応募規定 
…  P4
 
執筆者一覧 
…  P608

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