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群像 2021年11月号 [ 文芸雑誌目次DB ]

群像

毎月7日
(株)講談社

講談社 BOOK倶楽部:文芸書 群像

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タイトル:群像 2021年11月号
創刊75周年記念号②
 巻頭創作
コロナ追分 
お前はどっちへお行きやる、ここはコロナの別れ道。生真面目を反骨精神で笑い飛ばす不謹慎文学!
筒井康隆 P6
 創作 新連載
帰れない探偵 雨に歌えば 
「世界探偵委員会連盟」の先輩の誘いで、「わたし」は移民の国の山あいの町を訪れた。待望の新連作シリーズ開始!
柴崎友香 P11
 中篇一挙
ドアドアドアド 
「怪談」ですませる道はあったのだろうか? 舞城ワールドの新境地。
舞城王太郎 P23
 中篇一挙
木の匙 
拘置所で料理人として働く青年が「最期の晩餐」を作るため、死刑囚の心の軌跡を辿る旅に出る。食を通して人間を見つめる気鋭の問題作。
須賀ケイ P107
 短篇饗宴
Automata 
影響力を有する者だけが人間に戻れる。ロボット未満の人間さん、君はどうかな?
上田岳弘 P63
 短篇饗宴
花街のまんなか 
啓子が初めて訪れたバーには、姫百合が活けられ、カウンターの中にひとりの女性が座っていた。
片岡義男 P83
 短篇饗宴
二番めに大切なものを賭ける 
「住所録だったんだよね」。十年ぶりに会ったマーヤは、前置きなしに語り始めた。
川上弘美 P92
 短篇饗宴
針 
時間は死なない。死んだのはわたし。《わたし》は時間で形成されている。わたしはサンルームの籐椅子に凭れている。
皆川博子 P101
 批評
政治制度と「文化」――新型コロナウィルスへの対応をめぐって 
権威主義的国家の台頭は、民主主義の敗北をもたらすのか? 対話への試み。
梶谷懐 P202
 批評
『鬼滅の刃』とエンパシーの帝国 
『鬼滅の刃』をケア、マザリング、エンパシーを通して見つめるとき、人間本性の核心が浮かび上がる。
片岡大右 P210
 批評
愛することは学ぶことだから――『土にまみれた旗』を読む 
ヨクナパトーファ・サーガ第一作を書きながら、若きフォークナーは何を発見したのか。
平石貴樹 P240
 批評
水のことば、詩のことば――ヴァージニア・ウルフ『波』を翻訳して 
90年前に誕生したウルフの傑作『波』が纏う水のイメージ、詩性とは。新訳版の訳者による詩的論考。
森山恵 P230
 インタビュー
吉田修一  不定形な時代を描く――『オリンピックにふれる』刊行記念インタビュー 
時間を超えて見えて来たものーー不定形の現在を描く、小説の挑戦。
聞き手陣野俊史 P192
 シンポジウム
京都文学レジデンシーとは何か  藤野可織 谷崎由依 カルドネル佐枝 吉田恭子 澤西祐典(司会) 
来年秋の京都での開催に向けて、国際文学プログラムに参加した二名の作家とともに、レジデンシーの意義とヴィジョンについて語り合った。
(構成)江南亜美子 P248
 論点
ニュースとリテラシー 
現代のメディアリテラシーが求められているのは人間のバイアスの克服とほぼ同義になっていく。ーー今月の「論点」は、「メディアリテラシー」「ジャン=リュック・ナンシー」「Change.org」
石戸諭 P258
 論点
誰でもよいあなたへ――ジャン=リュック・ナンシーからの投壜通信 
伊藤潤一郎 P264
 論点
署名をアップデートする――Change.orgのケースを通して 
武村若葉 P274
 追悼・色川大吉
「民衆史」とそのゆくえ 
大門正克 P286
 コラボ連載
DIG 現代新書クラシックス 
〔11〕創造の共同体
水越伸 P292
連載
 
太陽諸島 
第 2回
多和田葉子 P298
 
新「古事記」an impossible story 
第 3回
村田喜代子 P312
 
はぐれんぼう 
第16回
青山七恵 P324
 
ゴッホの犬と耳とひまわり 
第22回
長野まゆみ P332
 
鉄の胡蝶は記憶は夢に歳月に彫るか 
第39回
保坂和志 P338
 
地図とその分身たち 
第 2回
東辻賢治郎 P360
 
ケアする惑星 
第 4回
小川公代 P368
 
食客論 
第 4回
星野太 P376
 
世界と私のA to Z 
第 7回
竹田ダニエル P392
 
言葉の展望台 
第 7回
三木那由他 P398
 
スマートな悪 技術と暴力について 
第 8回
戸谷洋志 P406
 
こんな日もある 競馬徒然草 
第 9回
古井由吉 P411
 
旋回する人類学 
第 9回
松村圭一郎 P418
 
ポエトリー・ドッグス 
第10回
斉藤倫 P424
 
マルクスる思考 
第13回
斎藤幸平 P429
 
現代短歌ノート 二冊目 
第14回
穂村弘 P469
 
日日是(にちにちこれ)目分量 
第15回
くどうれいん P436
 
Nの廻廊 
第 9回
保阪正康 P441
 
薄れゆく境界線――現代アメリカ小説探訪 
第17回
諏訪部浩一 P450
 
歴史の屑拾い 
第19回
藤原辰史 P454
 
「近過去」としての平成 
第20回
武田砂鉄 P460
 
「ヤッター」の雰囲気 
第20回
星野概念 P465
 
星占い的思考 
第20回
石井ゆかり P474
 
〈世界史〉の哲学 
第137回
大澤真幸 P477
 
文芸文庫の風景 
第11回
大山海  
随筆
 
引退 
金子茂樹 P365
 
在宅と在宅の狭間にて 
杉本裕孝 P390
 
残土と土壌 
能作文徳 P492
 
はまぐりの話 
山家望 P416
書評
 
『旅のない』上田岳弘 
角幡唯介 P494
 
『ジュリアン・バトラーの真実の生涯』川本 直 
山﨑修平 P496
 
『カミュ伝』中条省平 
田中未来 P498
 
『ハロー、ユーラシア 21世紀「中華」圏の政治思想』福嶋亮大 
木澤佐登志 P500
 
『天路』リービ英雄 
岩川ありさ P502
創作合評
 
「オオカミの」高橋源一郎 
高山羽根子倉本さおり 矢野利裕P512
 
「皆のあらばしり」乗代雄介 
高山羽根子倉本さおり 矢野利裕P512
 
「盗森のよる」早助よう子 
高山羽根子倉本さおり 矢野利裕P512
 
第65回群像新人文学賞応募規定 
   
 
執筆者一覧 
  P530

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