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群像 2021年12月号 [ 文芸雑誌目次DB ]

群像

毎月7日
(株)講談社

講談社 BOOK倶楽部:文芸書 群像

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タイトル:群像 2021年12月号
創刊75周年記念号③
 巻頭創作
ハジケテマザレ 
「でメイちゃんどうしたの?」閉店後のイタリアンレストランではじまった四人の女たちのおしゃべりは思わぬ方向に滑り出す。
金原ひとみ P6
 新鋭中篇一挙
オン・ザ・プラネット 
「終わったのかな」「なにが?」「世界?」四人は砂漠へ向かう。新鋭による飛躍作。
島口大樹 P31
 創作饗宴
冷たい大根の煮物 
同じ工場で働くおばさんが、近所の激安スーパーにやって来るようになった。いつの間にか、うちで料理を作っている。
今村夏子 P119
 創作饗宴
Clowns 
ピエロとクラウンの違いが何かわかるかい? ピエロはね、泣いているんだ。
上田岳弘 P133
 創作饗宴
永遠年軽 
二十世紀最後の数年間のこと。四十歳どころか、二十歳を迎える日のことすら、十七歳の私にとっては、はるか遠くにある未来のように思えていた。
温又柔 P153
 創作饗宴
小面、若女、増、孫次郎、万媚など 
91歳の父が転んで顔を血だらけにしたという連絡を受け実家に帰った。そこで父についてのあれこれを思い出す。
川上弘美 P181
 創作饗宴
はこのなか 
タクボの家の隣に住みたい。わたしが孤独死しても、すぐに見つけてもらえるように。
紗倉まな P190
 創作饗宴
質屋七回ワクチン二回 
必要物資は家の中を探せばある。でも金がない。売れるものはあるのか? ときめきの家捜しが始まった。
笙野頼子 P213
 創作饗宴
私の文体 
私はAから奪った「文体」で小説を書き、生きるようになっていた。
町屋良平 P256
 群像75周年特別対談
「ギャングたち」のゆくえ  高橋源一郎×穂村 弘 
伝説のデビュー作『さようなら、ギャングたち』から四十年。いま、表現が向き合う新たな戦場とは。
高橋源一郎 穂村弘P269
群像新人評論賞
 第65回群像新人評論賞発表  当選作
演劇教育の時代 
演技を教えるとはどういうことか。問いを社会へと開く批評。
渡辺健一郎 P332
 第65回群像新人評論賞発表  優秀作
平成転向論――鷲田清一をめぐって 
民主主義の危機に声を上げたSEALDsと、哲学の危機に立ち向かった鷲田清一。両者を並行的に論じることで見えてくるもの。
小峰ひずみ P367
 第65回群像新人評論賞発表
受賞の言葉 
  P322
 第65回群像新人評論賞発表
選評 
(東 浩紀/大澤真幸/山城むつみ)
  P324
 第65回群像新人評論賞発表
予選通過作品発表 
  P331
エッセイ
 
おりません、知りません、わかりません 
八年ぶりに始めた算数教室のアシスタントのボランティア。過去の記憶がよみがえる。
ブレイディみかこ P281
小特集・近代を彫刻/超克する対談
 
ジェンダー化された歴史に抗う  小田原のどか×中嶋 泉 
街角の彫刻から見えてくる、日本近現代史、ジェンダー、公共。思想的課題としての彫刻とは何か。
小田原のどか 中嶋泉P290
小特集・近代を彫刻/批評
 
この国のかたち 
小田原のどか著『近代を彫刻/超克する』が照らしだすもの
山本浩貴 P304
対談〉
 
旅のない、長い一日。   上田岳弘×滝口悠生 
作風は違っても、目指す場所は同じ。同時代作家として刺激を与え合う二人の、ぶっちゃけ創作論。
上田岳弘 滝口悠生P309
最終回
 
歴史の屑拾い 
第20回 断片を拾い集める屑拾いの思想とは。歴史のナラティヴをいま問い直す。
藤原辰史 P404
 コラボ連載
DIG 現代新書クラシックス 
〔12〕 明治維新の世界史的意義
井上寿一 P410
連載
 
太陽諸島 
第 3回
多和田葉子 P414
 
新「古事記」an impossible story 
第 4回
村田喜代子 P431
 
はぐれんぼう 
第17回
青山七恵 P442
 
ゴッホの犬と耳とひまわり 
第23回
長野まゆみ P451
 
鉄の胡蝶は歳月の記憶の夢に彫るか 
第40回
保坂和志 P459
 
地図とその分身たち 
第 3回
東辻賢治郎 P481
 
ケアする惑星 
第 5回
小川公代 P488
 
世界と私のA to Z 
第 8回
竹田ダニエル P496
 
言葉の展望台 
第 8回
三木那由他 P504
 
スマートな悪 技術と暴力について 
第 9回
戸谷洋志 P510
 
こんな日もある 競馬徒然草 
第10回
古井由吉 P518
 
旋回する人類学 
第10回
松村圭一郎 P522
 
ポエトリー・ドッグス 
第11回
斉藤倫 P528
 
マルクスる思考 
第14回
斎藤幸平 P534
 
現代短歌ノート 二冊目 
第15回
穂村弘 P569
 
日日是(にちにちこれ)目分量 
第16回
くどうれいん P542
 
Nの廻廊 
第10回
保阪正康 P548
 
薄れゆく境界線――現代アメリカ小説探訪 
第17回
諏訪部浩一 P556
 
「近過去」としての平成 
第21回
武田砂鉄 P560
 
「ヤッター」の雰囲気 
第21回
星野概念 P565
 
星占い的思考 
第21回
石井ゆかり P572
 
辺境図書館  
第21回
皆川博子 P581
 
〈世界史〉の哲学 
第138回
大澤真幸 P585
 
文芸文庫の風景 
第12回
大山海  
 
極私的雑誌デザイン考 
第22回
川名潤 P576
随筆
 
「歴史家」山川菊栄のオーラル・ヒストリー 
伊藤春奈 P288
 
タメ口考 
尾久守侑 P486
 
野生の、カン 
佐々木まなび P540
 
本の手ざわり、コーヒーの香り 
奥由美子 P578
書評
 
『スタジオジブリの想像力 地平線とは何か』三浦雅士  
阿部公彦 P604
 
『オーラの発表会』綿矢りさ  
武田綾乃 P606
 
第66回群像新人文学賞応募規定 
   
 
執筆者一覧 
  P610

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