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群像 2025年 5月号 [ 文芸雑誌目次DB ]

群像

毎月7日
(株)講談社

講談社 BOOK倶楽部:文芸書 群像

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タイトル:群像 2025年 5月号
中篇一挙
 
ソロ・エコー 
記憶にない父が撮った写真に導かれるように街を見つめる僕は、そこに人々の営みがあった記憶を見る。青年の瑞々しい感性を繊細に描く著者の飛翔作。
島口大樹 P11
創作
 
カラーハート 
鬼ごっこでいつも鬼になる麻梨乃は、逃げ回る子たちを追いかけながら涙を流す。注意して見ていないと、誰も泣いていることに気がつかない。
今村夏子 P75
新連載
 対談
秘密の読書会①テネシー・ウィリアムズ『ガラスの動物園』「生き延びる力はどこからくるのか」 小川洋子×東畑開人 
閉塞した三人家族の時間を動かしたものは何か。作家と臨床心理学者が語り合う「心の領域」と「物語」が交差する場所。
小川洋子 東畑開人P92
批評
 
女たちの群像 ①かの女が大学で学ぶ時 
女の言葉はどこにあるのか。女たちの言葉に分け入り、折り畳まれていた歴史の風景を開き、記憶の感触を粷い/救いとっていく。わたしたちが知る文学の歴史を、別様の角度から描き直す試みが始まる。
渡邊英理 P108
掌編シリーズ
 
線路の両側 
都市とベットタウンを繋ぐ線路の両側に、二人の農民が立っている。そこを越えて向こう側にある農地まで行って農作業をしなければならないからだ。
筒井康隆 P123
『すごい短歌部』刊行記念対談
 
短歌のシーンが変わるとき    穂村弘×木下龍也 
短歌の「市場価値」、短歌と自我、投稿欄から生まれた奇跡・・・・・短歌界のゲームチェンジャー二人が語る創作の秘密。
  P126
不定期連載
 
対話 第二回 国籍不明の外国人によって書かれた外国語の作品のように読むのでなければ、文学を読む経験とは言えないのかもしれません 蓮實重彥×工藤庸子 
大江作品をめぐる「異国体験」、そしてハン・ガン。読む人に未知の体験を迫り、「異国」に身を置くことの緊張と昂揚をもたらす「文学」との出会い。
蓮實重彦 工藤庸子P140
論点
 
マジョリティの脆弱性――マジョリティはなぜマイノリティの差別体験の声を封じるのか 
黒人少年の学校生活を描いた半自伝的なベストセラー作品が、図書館で閲覧禁止となった。白人による人種やジェンダー平等に対する反動が顕著になるアメリカで、いま起きていることとは。
出口真紀子 P151
最終回
 
海をこえて 
第20回  国家が誕生する以前から、人類は長い歴史のなかで「移動」し続けてきた。人類にとっての「移動」の意味を、「移民」という現象を、エチオピアの女性たちの視点から問い続けてきた連載が完結。
松村圭一郎 P160
随筆
 
帽子のこと 
岡本啓 P106
 
もっと関係のないことを 
小栗宏太 P170
 
蘇生と時差 
木村夏彦 P212
 
共生のチンチクリン 
柴田邦臣 P304
 
欠ける音楽 
杉森仁香 P358
 
伝わらない言葉を言ってほしい 
鈴木ジェロニモ P380
 
言葉にならないNoを聴く 
福木はる P270
 
サッちゃん 
宮田ナノ P404
連載
 
鳥のいない国 
第 4回
円城塔 P172
 
私的応答 
第 7回
井戸川射子 P188
 
Wet Affairs Leaking 
第17回
阿部和重 P195
 
オオカミの 
第 8回
高橋源一郎 P200
 
鉄の胡蝶は夢に歳月に記憶は彫るか 
第81回
保坂和志 P214
 
ジャッジメンタルな時代 ネガティヴ・ケイパビリティ考 
第 2回
小川公代 P244
 
あのころの面影 仏文回想記 
第 2回
野崎歓 P256
 
ことばと演劇 
第 4回
平田オリザ P262
 
くぼみにふれる 
第 4回
百瀬文 P272
 
あいまいな世界の愛し方 
第 5回
田村正資 P277
 
音と言葉のデジタリティ 
第 6回
大谷能生 P290
 
せんそうって   永井玲衣×八木咲 
第 5回
永井玲衣 八木咲P306
 
わたしたちの世界の数理 
第 6回
全卓樹 P285
 
リアルなインターネット 
第 7回
竹田ダニエル P318
 
夫婦はどこへ? 
第 8回
三宅香帆 P324
 
小説を探しにいく 
第11回
小川哲 P330
 
習い事だけしていたい 
第11回
酒井順子 P337
 
ストーリーワイズ 
第11回
立川小春志 P342
 
西高東低マンション 
第12回
武塙麻衣子 P348
 
不浄流しの少し前 
第14回
鈴木涼美 P354
 
誰もわかってくれない――なぜ書くのか 
第15回
武田砂鉄 P360
 
天皇機関説タイフーン 
第16回
平山周吉 P364
 
ゲは言語学のゲ 
第22回
吉岡乾 P382
 
群像短歌部 
第20回
木下龍也 P392
 
文化の脱走兵 
第30回
奈倉有里 P406
 
現代短歌ノート二冊目 
第55回
穂村弘 P419
 
日日是(にちにちこれ)目分量 
第57回
くどうれいん P412
 
星占い的思考 
第62回
石井ゆかり P416
書評
 
『「国境なき医師団」をそれでも見にいく 戦争とバングラデシュ編』いとうせいこう 
角田光代 P424
 
『世界99』村田沙耶香 
鳥飼茜 P426
 
『熊はどこにいるの』木村紅美 
児玉美月 P428
 
『老いを読む 老いを書く』酒井順子 
齋藤明里 P430
 
群像Web紹介ページ 
  P434
 
第68回群像新人文学賞応予選通過作品発表 
  P432
 
第69回群像新人文学賞応募規定 
  P8
 
執筆者一覧 
  P448

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