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群像 2023年 5月号 [ 文芸雑誌目次DB ]

群像

毎月7日
(株)講談社

講談社 BOOK倶楽部:文芸書 群像

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タイトル:群像 2023年 5月号
新連載
 
退屈な議題が粛々と進行する会議の間中、わたしの脳裡にはどこかの河川敷の光景がちらちらと明滅しつづけていた――。
松浦寿輝 P6
 
星沙たち、 
時空を超えたあらゆる瞬間のなかで、小さな生命のまたたきを言祝ぐ。悠久をたたえる世界にふれた指先のゆくえ。
青葉市子 P15
創作
 
栃木に飛んでい 
退院してまもないカズの家に、手羽先と野菜のスープを作りに行った。ワンルームに漂う匂い、春の微睡み。
川上弘美 P20
ロングインタビュー
 最新作『黄色い家』を軸に川上未映子の文学世界を内/外から解剖する
特集・川上未映子ロングインタビュー 
「エクストリームで個人的なものとしての文学」
川上未映子 聞き手 大澤聡P32
書評
 
間違える生の彩り 
川上未映子『黄色い家』について
小澤英実 P47
翻訳記事
 
実社会という学校 
いじめとニーチェの物語『ヘヴン』
メルヴェ・エムレ 上田麻由子訳P53
 
『Breasts and Eggs』でフェミニスト・アイコンとなった川上未映子。彼女にはさらなる野望がある。 
ジョシュア・ハント 小澤身和子訳P64
追悼
 
追悼・大江健三郎 
朝吹真理子/阿部和重/いとうせいこう/尾崎真理子/小野正嗣/柄谷行人/工藤庸子/黒井千次/司 修/中村文則/沼野充義/蓮實重彦/平野啓一郎/町田 康/三浦雅士/奥山紗英
  P72
中篇一挙
 
我が手の太陽 
溶接工のエースだった伊東は、工場でのミスがもとで解体現場に飛ばされる。著者の新たな地平を拓く職人小説。
石田夏穂 P318
批評
 
空海〔10〕 
最澄と徳一の論争をふまえ、空海は「無限」の存在を有限の存在のなかに内在化させていく。
安藤礼二 P154
対談
 
私たちにとっての音楽、言葉、世界  SIRUP×竹田ダニエル 
代弁者ではなく、ひとりのひととして発した声(世界にさわって、感じて、考えること)が、ゆっくりと世界の輪郭を伝って震わす、等身大の語らい。
SIRUP 竹田ダニエルP128
刊行記念 特別エッセイ
 
人類学の現在地 
松村圭一郎 P140
書評
 
右往左往する人類学、ダンスする人類学 
猪瀬浩平 P150
article
 
安心で安全な撮影のためにできること 
インティマシーコーディネーターの役割
浅田智穂 P189
本の名刺
 
本の名刺 
稲泉連 
木村紅美 
鴻上尚史 
千葉一幹 
P194
レポ漫画
 
100分de名言を求めて〔5〕 
キリスト者ではない人にこそ読んでほしい。今月の「100分de名著」は、若松英輔さんによる『新約聖書 福音書』について。
増村十七 P206
最終回
 
事務に狂う人々 
第12回 常に失敗や後悔がつきまとい、絶対的で、じつに手強くうっとうしい。それでも私たちが事務を愛してやまないのはなぜなのか。
阿部公彦 P210
 
復讐戦のかなたへ――安倍元首相銃殺事件と戦後日本の陥穽 
敗戦によるねじれから行き場を失った日本人の「復讐心」は、新たな希望を見出せるのだろうか。
高原到 P232
 
辺境図書館  
第36回 皆川館長が耽読した本を集めた「図書館」は休館し、読者の皆さんの中にいったん場所を移します。
皆川博子 P276
 
二〇世紀の思想・文学・芸術  第12回「〈世界文学〉のために」松浦寿輝×沼野充義×田中純 
圧倒的な膨大さと多様さ/地理的・言語的、ジェンダー的な越境性/脱中心化/商品性……世界文学をめぐるさまざまな問いを検討する。連続討議が堂々完結。
松浦寿輝沼野充義 田中純P280
連載
 
タブー・トラック 
第 3回
羽田圭介 P374
 
多頭獣の話 
第 8回
上田岳弘 P422
 
の、すべて 
第16回
古川日出男 P436
 
鉄の胡蝶は夢の記憶に歳月に彫るか 
第57回
保坂和志 P451
 
二月のつぎに七月が 
第47回
堀江敏幸 P473
 
レディ・ムラサキのティーパーティー――姉妹訳 ウェイリー源氏物語 
第 6回
毬矢まりえ 森山恵P498
 
歩山録 
第 7回
上出遼平 P484
 
野良の暦 
第 7回
鎌田裕樹 P528
 
「くぐり抜け」の哲学 
第 8回
稲垣諭 P510
 
文化の脱走兵 
第 8回
奈倉有里 P532
 
庭の話 
第10回
宇野常寛 P540
 
撮るあなたを撮るわたしを 
第11回
大山顕 P554
 
世界の適切な保存 
第13回
永井玲衣 P592
 
なめらかな人 
第14回
百瀬文 P601
 
文学のエコロジー 
第15回
山本貴光 P560
 
磯崎新(シン・イソザキ)論 
第17回
田中純 P574
 
地図とその分身たち 
第18回
東辻賢治郎 P597
 
世界と私のAtoZ 
第18回
竹田ダニエル P612
 
こんな日もある 競馬徒然草 
第27回
古井由吉 P608
 
現代短歌ノート二冊目 
第31回
穂村弘 P627
 
日日是(にちにちこれ)目分量 
第33回
くどうれいん P632
 
星占い的思考 
第38回
石井ゆかり P624
 
所有について 
第22回
鷲田清一 P647
 
国家と批評 
第29回
大澤聡 P637
 
〈世界史〉の哲学 
第147回
大澤真幸 P657
 
文芸文庫の風景 
第29回
M!DOR!  
随筆
 
気を付けてたら大丈夫 
生方美久 P126
 
イチジクのパフェ 
岡本真帆 P138
 
そうやって光って 
國松絵梨 P273
 
わすれていること 
小林裕翔 P419
 
心を間に合わせて 
蜆シモーヌ P538
 
エクソフォニー人間は何語の夢を見るか? 
邵丹 P552
 
11時か13時か、それが問題だ 
夏目大 P590
 
マラソンのすすめ 
にしおかすみこ P621
 
こわくてわからない 
蒜山目賀田 P630
書評
 
保阪正康『Nの廻廊 ある友をめぐるきれぎれの回想』 
竹内修司 P670
 
第66回群像新人文学賞予選通過作品発表 
  P672
 
第67回群像新人文学賞応募規定 
   
 
執筆者一覧 
  P674

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