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群像 2025年 8月号 [ 文芸雑誌目次DB ]

群像

毎月7日
(株)講談社

講談社 BOOK倶楽部:文芸書 群像

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タイトル:群像 2025年 8月号
一挙掲載
 
夏迷宮 
きのう第三次世界大戦が始まったーー。東北ー世界の記憶が人魚伝説を軸に交錯し、大型テーマパーク「郡山ピースランド」を縦横無尽に駆けて響き合う。オルタナティブな歴史が編み出す巨大タペストリー。エネルギーに満ちた文体が物語を駆動し、疾走する。
古川日出男 P11
中篇一挙
 
時の家 
青年は描く。その家の床を、柱を、天井を、タイルを、壁を、そこに刻まれた記憶を。幾層にも重なる存在の名残を愛おしむように編み上げた、新鋭による飛躍作。
鳥山まこと P121
掌篇シリーズ
 
恐怖の配当 
悪友の妹が置いていった袋の中には金貨がぎっしり入っていた。慣れない仕事に巻き込まれてゆく男の進む道の果て。
筒井康隆 P197
『帰れない探偵』刊行記念
 対談
時空を探偵する小説 柴田元幸×柴崎友香 
現実が想像力を超えてしまう今の世界のなかで、小説家が「書く」ということ。
  P201
 エッセイ
知らない街と知っている街の隙間で 
知らない空気の中を歩く快感と、その中に知っているものにつながるなにかを見つける小さな驚きが、よく知らない場所の経験を私に刻んでいく。
柴崎友香 P216
 書評
探偵と私たちの未来 
マイケル・エメリック P222
 書評
記録と忘却のあわいへと分け入る眼差し 
島口大樹 P225
対談連載
 
秘密の読書会 小川洋子×東畑開人 ②ミヒャエル・エンデ『はてしない物語』   「言葉を見失った先に物語は生まれる」 
学校に居場所がなく虚無の中にいた少年は、どのようにして勇気を持つことができたのか。混沌が生み出す物語の力について、ジャンルを超えて語り合う。
  P230
article
 
読みたい本を見つけてほしい――10代がえらぶ海外文学大賞について 
いまいる世界だけがすべてじゃない。そう思える本に出合ったときの喜びを知ってほしい!数多くの海外YAを読者に届けてきた翻訳者が立ち上げる、「10代がえらぶ海外文学大賞」設立の経緯とこれから。
三辺律子 P246
論点
 
『ReHacQ』研究 
物議を醸すネットメディア『ReHacQ(リハック)』。その「新しさ」と「古さ」に、日本メディア史研究者が切り込む。
ジェレミー・ウールズィー P253
本の名刺
 
荒井裕樹X島口大樹 
  P266
最終回
 
音と言葉のデジタリティ 
音、言葉、映像・・・・・すべてはデジタリティの俎上にのせられ、交換可能となりコピーが生まれていく。「交換」を続けるぼくたちの行き着く先。
大谷能生 P274
 
ロッコク・キッチン 浜通りでメシを食う ⑥ 
福島第一原発の事故から十四年、ロッコクの土地と暮らしを記録してきた著者が見つめる未来。あなたに会えて嬉しい。いま、ここにいられて嬉しい。
川内有緒 P290
随筆
 
新人賞なんか存在しない 
浅田優真 P228
 
二次胚 
小原奈実 P272
 
写真にしか写らない喜び 
竹中優子 P352
 
サルガドとハゲワシ 
藤野眞功 P496
連載
 
きょくあじさしとくさのこ姫 
第 7回
いしいしんじ P306
 
私的応答 
第10回
井戸川射子 P314
 
世界は誤訳でまわってる 
第 7回
ブレイディみかこ P321
 
オオカミの 
第10回
高橋源一郎 P334
 
Wet Affairs Leaking 
第20回
阿部和重 P346
 
鉄の胡蝶は歳月は記憶の夢の彫るか 
第84回
保坂和志 P354
 
丁寧な暮らしの哲学 
第 2回
戸谷洋志 P384
 
絵画という地図を手にして 
第 2回
乗代雄介 P392
 
これからの人生。 
第 3回
小西康陽 P397
 
庭を耕す 
第 3回
山中瑶子 P403
 
ジャッジメンタルな時代 ネガティヴ・ケイパビリティ考 
第 4回
小川公代 P408
 
あのころの面影 仏文回想記 
第 5回
野崎歓 P422
 
九鬼周造 
第 3回
星野太 P502
 
ことばと演劇 
第 7回
平田オリザ P428
 
くぼみにふれる 
第 7回
百瀬文 P436
 
あいまいな世界の愛し方 
第 8回
田村正資 P442
 
リアルなインターネット 
第 9回
竹田ダニエル P450
 
習い事だけしていたい 
第14回
酒井順子 P460
 
ストーリーワイズ 
第14回
立川小春志 P465
 
西高東低マンション 
第15回
武塙麻衣子 P470
 
不浄流しの少し前 
第17回
鈴木涼美 P476
 
誰もわかってくれない――なぜ書くのか 
第18回
武田砂鉄 P480
 
星沙たち 
第20回
青葉市子 P484
 
現代短歌ノート二冊目 
第58回
穂村弘 P493
 
日日是(にちにちこれ)目分量 
第60回
くどうれいん P498
 
星占い的思考 
第65回
石井ゆかり P490
 
〈世界史〉の哲学 
第165回
大澤真幸 P518
書評
 
『星沙たち』青葉市子 
朝吹真理子 P534
 
『犬と厄年』紗倉まな 
伊藤亜和 P536
 
『記念日』青山七恵 
中島京子 P538
 
『星にっても』岩内章太郎 
長島有里枝 P540
 
『恋恋往時』温文柔 
三木那由他 P542
 
『去年、本能寺で』円城塔 
若林踏 P544
 
『わたしハ強ク・歌ウ』山下澄人 
渡辺健一郎 P546
 
群像Web紹介ページ 
  P548
 
第69回群像新人文学賞応募規定 
  P8
 
執筆者一覧 
  P560

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