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文藝2025秋号 [ 文芸雑誌目次DB ]

文藝

1・4・7・10月7日発売
(株)河出書房新社



文学賞関連

  • 文藝賞  受賞作発表・選評(11月号)
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タイトル:文藝2025秋号
創作
 
目立った傷や汚れなし 
フリマアプリせどりのサークルに加入した翠(すい)。物の価値を見極める活動に高揚する一方、休職中の夫への愛情は下降し―価値をめぐる快楽と葛藤がバキバキに交差する!
児玉雨子 P8
 
ごみのはての 
「この世界は、にせものなのよ」。ごみ屋敷でめぐりあう便利屋ども×老婆×闇バイトの男たち。噓と真実をめぐり、声なき者たちの叫びが炸裂する文藝賞受賞第一作!
佐佐木陸 P234
 
今日はユーカリ食べちゃったから眠くて眠くて 
百子(ももこ)は心ぼそくなると、同じマンションに住む山彦(やまびこ)さんに会いに行く。恋人である川太郎との生活や、過(よぎ)る母の記憶。そしてまた水曜日がやってくる。気鋭が紡ぐ再生の物語。
小原晩 P296
特集 戦争、物語る傷跡
 鼎談
小林エリカ×永井玲衣×奈倉有里            「語りたい、でも忘れたい」 
終わらない記憶と対話
  P86
 創作
忘却 
言葉を失った「私」が従事するのは、自殺幇助のアルバイト。忘却することで生き延びる日常の果ては――
村田沙耶香 P100
 創作
おだやかな日常について 
ロサンゼルスの風景に潜む、歴史の沈黙と語られなかった言葉。日々の記憶が時空を超えて重なり合う。
柴崎友香 P107
 創作
少年AB 
立川、熱海そして京都。ある事件の記憶をかかえる朝見(あさみ)があの日「われわれ」に返したかった言葉とは――
町屋良平 P136
 創作
ペグマン 
正しくありたい。しかし調べるほどわからなくなる――ガザに心を飛ばし苦悩する作家が逃げ込む先は?
芦沢央 P144
 創作
咬傷 
術後の譫妄(せんもう)の中で聞いた戦争の報と首に残る「咬み跡」。現実か幻か、身体が記憶した傷が静かに疼く。
高橋知由 P168
 エッセイ
〈内海〉の声は聴こえるか 
宮地尚子清水加奈子 P128
 エッセイ
青っ恥 
五所純子 P152
 エッセイ
八十年ぶんのかさぶた 
大田ステファニー歓人 P178
 エッセイ
父の傷、私の傷 
マユンキキ P183
 エッセイ
戦争の身体 
大前粟生 P186
 読書ノート
傷跡をまなざすための読書 
齋藤美衣 P199
 論考
被害と傷、そしてトラウマ 
信田さよ子 P159
新連載開始
 
難民移民モノローグ 
日本に生きる難民移民、そして支援者。よるべない地で生きぬく人々の足跡がいま編みなおされる――文学とノンフィクションの臨界点。
いとうせいこう P206
 
犬は人生 犬は飛行機 
ある日、家族になった元野犬の保護犬「ちくわ」。日々繰り返される愛おしい時間のなかに潜む、かつての喪失。見つめ直される「生」と新しい家族の形とは―
岸政彦 P324
連載
 
ゆめ 
最終回
朝吹真理子 P332
 
尻 on fire 日記 
第 2回
岸本佐知子 P358
 
JR常磐線夜ノ森駅 
第 7回
柳美里 P372
 
ジンタルス RED AMBER 風配図II 
第 8回
皆川博子 P376
 
ギケイキ 
第48回
町田康 P400
 受賞作は「文藝」に掲載!
第9回「日本語で読みたい韓国の本翻訳コンクール」、募集開始 
  P357
書評
 
吉本ばなな『ヨシモトオノ』 
[評]前川知大 P426
 
向坂くじら『踊れ、愛より痛いほうへ』 
[評]伊藤亜和 P427
 
パーシヴァル・エヴェレット 木原善彦訳『ジェイムズ』 
[評]中村隆之 P428
 
綿矢りさ『激しく煌めく短い命』  
[評]坂崎かおる P429
 
町屋良平『生活』 
[評]井戸川射子 P430
 
カミラ・グルドーヴァ 上田麻由子訳『人形のアルファベット』 
[評]小野絵里華 P431
 
中原昌也『焼死体たちの革命の夜』 
[評]芦花公園 P432
季評
 
たったひとり、私だけの部屋で 
労働と文学  2025年3月~6月
水上文 P418
連載
 
文芸的事象クロニクル 
2025年3月~5月
山本貴光 P437
 
第63回文藝賞応募規定 
  P434
 
著者一覧 
  P439

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