TOP

趣味は「読書」

文藝 2018 夏号 [ 文芸雑誌目次DB ]

文藝
文藝

1・4・7・10月7日発売
(株)河出書房新社



amazonで購入

文学賞関連

  • 文藝賞  受賞作発表・選評(11月号)
タイトル:文芸 2018年 05 月号 [雑誌]
発売日:2018-04-07
価格:
amazonで詳細を見る
短期集中連載
 
「カムパネルラ版 銀河鉄道の夜」前篇 
あの名作を語り直す驚きの試み!――ジョバンニではなくカムパネルラ視線で物語を語り直すとき、秘められた賢治の恋の真実が浮かび上がる。「5.天気輪の柱」までを収録。
長野まゆみ P271
新連載
 
文芸時評 
「季評 文態百版」2017年12月~2018年2月
山本貴光 P248
短篇
 
あの農場には二度と 
中原昌也 P286
気鋭中篇×4
 初小説(192枚)
泥海 
私は光の兵士たちの妹。私もまた兵士の一人。――泥濘と腐臭の中を歩き続ける彼らは、いつしか語り始める……「私の話」を……この瞬間、世界で何が起きているのか? 気鋭が挑む、文学の臨界!
陣野俊史 P8
 (216枚)
しき 
未熟なこころで「踊ってみた」春夏秋冬――反抗期の弟と、クラスの気になる女の子、そしてかれらの友情は「テトロドトキサイザ2号踊ってみた」!? 高校生が身体で生きる、最高の青春小説! 文藝賞作家の飛躍作。
町屋良平 P68
 (115枚)
リーダー 
リーダー、決めてくださいよ――スマホゲームの脚本家・近藤は、制作チームから逃亡した仁科のノルマを一人で被り一時帰宅する。しかし十日ぶりの我が家では、小学生の息子が事件を起こしていて……「私」の在処(ありか)を問う傑作!
松井周 P136
 (236枚)
少年たち 
その「血」は、僕たちにとって絶対だった――鳥取県磐井町。田舎の片隅で起きた、不良グループ同士の「全面戦争」。“土地の物語”を生きる十三歳の少年が失い、そして見つけたもの……溢れ出す衝動の物語。
水原涼 P172
新連載
 
平衡世界  第一回「帰宅」 
この世界は、この上なく神秘的な平衡で成り立っている――女と男は交わらず、別々の道を歩んでいった……奇妙なもつれ合いに気付かぬまま……珠玉の新連載。
木下古栗 P295
若竹千佐子 芥川賞受賞記念・特別企画
 対談
町田康×若竹千佐子 
小説が問い続けてきたもの――方言の魅力と、哀しみを発見する面白さ
  P342
 寄稿
玄冬小説って何?――オールドパワーの文学誌 
斎藤美奈子 P352
追悼 石牟礼道子
 未発表対談
石牟礼道子×池澤夏樹 
苦海の中に漂っているのは私
  P262
 寄稿
「悶(もだ)え神(がみ)」としての石牟礼道子 
池澤夏樹 P263
追悼 ECD
 路上で奏でられた言葉
初小説・再録  ECD「迷信」 
解題陣野俊史 P313
 追悼文
「FRESHの損失」 
今里 P318
 論考
「私小説家としてのECD」 
陣野俊史 P320
 論考
「レコードを聴いていた、あの日も」 
磯部涼 P325
金子薫 わたくし、つまりNobody賞受賞記念・特別寄稿
 
「動物たちのしるしのもとに――金子薫の小説をめぐるエスキス」 
野崎歓 P366
連載小説
 
二千億の果実 
第 2回
宮内勝典 P372
 
1830 
第 2回
新堂冬樹 P392
 
パパララレレルル 
第 4回
最果タヒ P426
 
夢分けの船 
第 8回
津原泰水 P458
 
夢も見ずに眠った。 遠い楽園 
連作第10回
絲山秋子 P448
 
灰の劇場 
第18回
恩田陸 P478
 
ギケイキ 
第21回
町田康 P486
連載
 
アトリエ会議 
二〇一八年二月十六日
横尾忠則 
×保坂和志 
×磯﨑憲一郎 
P330
 
「24時間365日」 
第三回 二〇一八年二月三日~二月七日
植本一子 P412
 
「大岡昇平論」第六回  
富永太郎と中原中也 その2 汚れつちまつた悲しみに
湯川豊 P432
 
「一億三千万人のための「論語」教室」 
第十回
高橋源一郎 P466
書評
 
橋本治『草薙の剣』 
[評者]速水健朗 P504
 
木皿泉『さざなみのよる』 
[評者]山崎ナオコーラ P505
 
星野智幸『焔』 
[評者]柳原孝敦 P506
 
ファン・ジョンウン/斎藤真理子訳『誰でもない』『野蛮なアリスさん』 
[評者]五井健太郎 P507
 
古川日出男『ミライミライ』 
[評者]上田岳弘 P508
 
閻連科/谷川毅訳『硬きこと水のごとし』 
[評者]いとうせいこう P509
 
町田康『湖畔の愛』 
[評者]酉島伝法 P510
 
ジョゼフ・チャプスキ/岩津航訳『収容所のプルースト』 
[評者]佐藤究 P511
 
川上未映子『ウィステリアと三人の女たち』 
[評者]片山亜紀 P512
 
木村友祐『幸福な水夫』 
[評者]細谷修平 P513
 
オテッサ・モシュフェグ/岩瀬徳子訳『アイリーンはもういない』 
[評者]プレディみかこ P514
 
第56回文藝賞応募規定 
  P484
 
著者一覧 
  P517
 
定期購読のご案内 
  P516

ひとことコメント

コメント: