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文藝 2018 冬号 [ 文芸雑誌目次DB ]

文藝
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1・4・7・10月7日発売
(株)河出書房新社



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文学賞関連

  • 文藝賞  受賞作発表・選評(11月号)
タイトル:文芸 2018年 11 月号 (文藝)
発売日:2018-10-05
価格:
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【創作】 (168枚)
 『東京プリズン』から六年、退位の謎に迫る衝撃の小説!
箱の中の天皇 
母と訪れた横浜のホテルでマッカーサーの幽霊と出会った私は、隠し持った謎の“二つの箱”を守るべく立ち上がる……天皇とアメリカと家族を問う!
赤坂真理 P10
【創作】 (147枚)
 誰もいない、でも、誰かはいる。存在しない地図のあわいにうごめく、私たちの物語。
居た場所 
話題作『オブジェクタム』の著者がおくる、新感覚のロード・ストーリー。
高山羽根子 P194
【創作】 (119枚)
 その“密室”は誰のもの?
土鍋川鮎子の愛と推理 
限りなく魚に近い名前を持つ「私」の夢は、探偵になること!? 人は名前で殺せるのか? いま五十年の時を遡り「密室殺人」の謎に鮎子が挑む!
牧田真有子 P237
【第55回文藝賞発表】
 受賞作 (132枚)
はんぷくするもの 
毅(つよし)、三十代独身、自営業、資格ナシ、友だちひとり。――失った者と失わなかった者がともに生きる沿岸の赤街。タタミ十畳の仮設店舗の商店を老いた母と営む毅はついに、客の古木さんが払わないツケの金額3,413円の取り立てを決意した。震災後の日常に新たな視座を拓く、驚異の新人誕生!
日上秀之 P62
 受賞作 (213枚)
いつか深い穴に落ちるまで 
人類は、地球を貫く穴を通れるのか? 日本―ブラジル間・直線ルート開発計画、堂々開始――「どんな技術で穴を掘るというんだ?」「温泉を掘る技術です」――終戦直後に国主導で開始された極秘土木プロジェクト。広報係の鈴木一夫がサラリーマン人生を賭けて記し続けたものとは? 日本社会のシステムが大胆不敵に活写される!
山野辺太郎 P98
 受賞記念対談
町田康×日上秀之 
「困難を生きる倫理」
町田康 日上秀之P176
 受賞記念対談
磯﨑憲一郎×山野辺太郎 
「百年前の作家から励まされる仕事」
磯﨑憲一郎 山野辺太郎P184
 選評
「真顔で書き切る」 
磯﨑憲一郎 P168
 選評
「仮の不安、穴の野蛮」 
斎藤美奈子 P170
 選評
「選評」 
町田康 P172
 選評
「新しい「問い」との出会い」 
村田沙耶香 P174
 
受賞の言葉 
  P162
 
選考経過 
  P164
 
第56回文藝賞応募規定 
  P192
【新発見】
 
唐十郎 幻の第一作 
青年はいつ、「作家・唐十郎」になったのか? その始まりの謎に迫る新発見!
  P280
 小説
「懶惰(らんだ)の燈籠」(42枚) 
唐十郎 P282
 シナリオ
「幽閉者は口あけたまま沈んでいる」(64枚) 
唐十郎 P296
 解説=樋口良澄
「〈唐十郎〉へ、初源への遡行」 
  P317
【小説】
 
黒夜叉姫 
浅倉卓弥 P384
 
さようならコムソモリスカヤ・プラウダ 
小谷野敦 P394
 
反復 
佐々木譲 P362
 
綿毛のような 
藤田貴大 P340
【エッセイ】
 
王子様と私たちのハッピーエンド 
「白馬の王子様」とは一体誰だったのか? 物語の中の彼らの声に耳をそばだて、私たちを縛る予定調和を問い直す。
はらだ有彩 P272
【特別対談・鼎談】
 特別対談
高橋源一郎×尾崎世界観「偽物の小説家」 
「僕は小説家のふりをしているけど小説家ではない」――小説の本質、それは「究極の偽物」であること。孤高の作家と稀代のミュージシャンが語り尽す、〈表現〉の本質!
高橋源一郎 尾崎世界観P404
 映画『銃』公開記念鼎談
中村文則×奥山和由×武正晴「「本物」の映画」 
映画でなければできない感動がある――中村文則衝撃のデビュー作『銃』が一六年の時を超えて奇跡の映画化! 原作者×プロデューサー×監督による「運命」というべき映画誕生秘話が語られる。
中村文則奥山和由 武正晴P420
【短期集中連載】
 
ポルシェ太郎  後篇 
羽田圭介 P432
【連載完結】
 
夢も見ずに眠った。沙和子さん、行っておいで 
絲山秋子 P486
【新連載】
 
メルカリ 
もしかしたら、一目惚れかもしれない――食欲の秋、運動の秋、そして芸術の秋。子育てを終えた若々しい熟女が出会う、聖なるエロス……。
木下古栗 P323
【連載小説】
 
あなたが私を竹槍で突き殺す前に 
第 2回
李龍徳 P495
 
二千億の果実 
第 4回
宮内勝典 P526
 
1830 
第 4回
新堂冬樹 P544
 
パパララレレルル 
第 6回
最果タヒ P564
 
夢分けの船 
第10回
津原泰水 P658
 
灰の劇場 
第20回
恩田陸 P652
 
ギケイキ 
第23回
町田康 P570
【連載】
 
「季評 文態百版」 
第3回  二〇一八年六月〜八月
山本貴光 P630
 
「大岡昇平論」 
第8回  漱石、鷗外、そしてスタンダール
湯川豊 P584
 
「一億三千万人のための「論語」教室」 
第12回 
高橋源一郎 P600
 
「アトリエ会議」 
二〇一八年八月三十一日
横尾忠則 
×保坂和志 
×磯﨑憲一郎 
P642
【書評】
 
高橋源一郎『今夜はひとりぼっちかい?』 
[評者]東浩紀 P664
 
俵万智『牧水の恋』 
[評者]田村文 P666
 
町屋良平『しき』 
[評者]大塚真祐子 P667
 
村田沙耶香『地球星人』 
[評者]上田麻由子 P668
 
李龍徳『愛すること、理解すること、愛されること』 
[評者]桜庭一樹 P669
 
高山羽根子『オブジェクタム』 
[評者]深緑野分 P670
 
水原涼『蹴爪(ボラン)』 
[評者]奥野克巳 P671
 
倉数茂『名もなき王国』 
[評者]陣野俊史 P672
 
ケイト・ザンブレノ/西山敦子 訳『ヒロインズ』 
[評者]王谷晶 P673
 
石田香織『哲司、あんたのような人間を世の中ではクズと呼ぶんやで』 
[評者]倉本さおり P674
 
谷崎由依『鏡のなかのアジア』 
[評者]くぼたのぞみ P675
 
福尾匠『眼がスクリーンになるとき』 
[評者]山本浩貴 P676
 
著者一覧 
  P679
 
定期購読のご案内 
  P678

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