TOP

趣味は「読書」

群像 2022年 2月号 [ 文芸雑誌目次DB ]

群像

毎月7日
(株)講談社

講談社 BOOK倶楽部:文芸書 群像

文学賞関連

群像トップページ
  • 2022年
  • 2021年
  • 2020年
  • 2019年
  • 2018年
  • 2017年
  • 2016年
  • 2015年
  • 2014年
  • 2013年
  • 2012年
  • 2011年
  • 2010年
  • 2009年
タイトル:群像 2022年 2月号
新年短篇特集
 
砂漠の検問所 
人々は荒れ果てた故郷を離れ、生きるための旅に出る。国境の検問所の権力者は、美しい女を前にほくそ笑む。
池澤夏樹 P8
 
流れるプールに流される 
アンから、夏野とミナト父娘と三人で会ったことを聞いたとたん、朝見はお腹の中がたよりなくなってきた。この感覚は嫉妬だと気づく。
川上弘美 P14
 
枇杷は九年で 
到来物の枇杷を食べた早瀬が吐き出した種を、柚子の提案で植木鉢に埋めることにした。
佐伯一麦 P23
 
翌日 
「やっぱりわたし、踊ってくる」。その翌日も、未土里はバレエ教室に向かった。
長島有里枝 P35
 
日なた 
ああ、どうして面など被るのだろう。小説家の木山は、スナックで見た面が頭から離れない。
沼田真佑 P48
 
美しい死 
男の子の美しさに気づいたのは十六歳の時だった。きららは彼そのものになりたかった。
藤野可織 P61
 
乗仁天皇の治世 
夫をえらぶか、兄をえらぶか。しゃべらない御子に何が効くのか。町田古事記「沙本毘古と沙本毘売」「本牟智和気御子」。
町田康 P72
創作一挙
 
短篇七芒星 奏雨/狙撃/落下/雷撃/代替/春嵐/縁起 
だれも舞城を止められないーー増殖する物語と感情に巻き込まれよ。
舞城王太郎 P91
ノンフィクション
 
まぶしすぎる太陽 
「太陽の塔」は、大阪万博のシンボルではなかったーー。忘却され美化された記憶とイメージ。知られざる大阪万博の姿を掘り起こす。
佐野広記 P196
新連載
 
投壜通信〔1〕「あなた」を待ちながら 
「誰でもよいあなたを待ちながら」言葉は出会い、忘却され、時間をかけて熟成する。ほかならぬ私に宛てられた投壜通信がいま、はじまる。
伊藤潤一郎 P237
連作
 
帰れない探偵 風が歌うとき 
この町ではめずらしく、十二月に晴天が三日続いた日。ドナ(仮名)がホテルに現れるーー大好評連作シリーズ。
柴崎友香 P246
論点
 
コロナと顔をめぐる写真論 
大山顕 P259
 
絡み合う木の葉と言の葉――アリ・スミスの季節四部作 
木原善彦 P268
 
陶酔する物語を探して 
鈴木みのり P281
article
 
グラフィックノベルの世界 
「マンガ」はもはや、子どものためだけの読みものではない。『THIS ONE SUMMER』の翻訳者が、グラフィックノベルの魅力に迫る。
三辺律子 P302
 
NO YOUTH NO JAPAN――政治を語る共通言語を持つための教科書づくり 
政治にしかできないこと、政治だからできることがある。学び、考え、語るために。少しずつ、社会の土壌を耕していく。
能條桃子 P308
連載
 
の、すべて 
第 2回
古川日出男 P314
 
太陽諸島 
第 5回
多和田葉子 P328
 
新「古事記」an impossible story 
第 6回
村田喜代子 P343
 
見えない道標 
第 8回
若松英輔 P355
 
はぐれんぼう 
第19回
青山七恵 P367
 
ゴッホの犬と耳とひまわり 
第25回
長野まゆみ P375
 
鉄の胡蝶は記憶に夢は歳月に彫るか 
第42回
保坂和志 P386
 
磯崎新(シン・イソザキ)論 
第 2回
田中純 P407
 
講談放浪記 
第 2回
神田伯山 P419
 
地図とその分身たち 
第 5回
東辻賢治郎 P424
 
ケアする惑星 
第 7回
小川公代 P430
 
世界と私のA to Z 
第10回
竹田ダニエル P437
 
言葉の展望台 
第10回
三木那由他 P444
 
こんな日もある 競馬徒然草 
第12回
古井由吉 P451
 
旋回する人類学 
第12回
松村圭一郎 P455
 
ポエトリー・ドッグス 
第13回
斉藤倫 P460
 
マルクスる思考 
第16回
斎藤幸平 P466
 
現代短歌ノート 二冊目 
第17回
穂村弘 P499
 
日日是(にちにちこれ)目分量 
第18回
くどうれいん P471
 
Nの廻廊 
第12回
保阪正康 P475
 
薄れゆく境界線――現代アメリカ小説探訪 
第20回
諏訪部浩一 P484
 
「近過去」としての平成 
第23回
武田砂鉄 P488
 
「ヤッター」の雰囲気 
第23回
星野概念 P492
 
星占い的思考 
第23回
石井ゆかり P496
 
辺境図書館  
第23回
皆川博子 P502
 
国家と批評 
第20回
大澤聡 P506
 
〈世界史〉の哲学 
第139回
大澤真幸 P521
 
文芸文庫の風景 
第14回
佐伯慎亮  
随筆
 
まなざしの持つ時間 
加藤拓也 P300
 
サーモンフライ 
小池水音 P384
 
ウィズコロナ 
永井みみ P534
書評
 
『ほんのこども』町屋良平 
高山羽根子 P542
 
第66回群像新人文学賞応募規定 
   
 
執筆者一覧 
  P546

ひとことコメント

コメント: