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文藝2023春号 [ 文芸雑誌目次DB ]

文藝

1・4・7・10月7日発売
(株)河出書房新社



文学賞関連

  • 文藝賞  受賞作発表・選評(11月号)
タイトル:文藝2023春号
2023年、「文藝」は創刊90周年を迎えました
 
2023年、「文藝」は創刊90周年を迎えました 
   
 創刊90周年連続企画 1。
阿部和重が語る「J文学とは何だったのか」 
聞き手阿部晴政 P290
新連載
 
京都という劇場で、パンデミックというオペラを観る 
「桁外れの物語力を持ったはずの京都が、ふいに敗れた」――何に敗れたのか。それはパンデミックという「物語」に。観光都市・京都を舞台に日本史と人類史が交叉する。古川日出男のシン・ノンフィクション、開幕。
古川日出男 P8
創作
 
世界に散りゆく無法者ども 
親の離婚、束縛する彼氏をもつ友達、自分の将来。様々な問題を前に、いつまでもただ「ゲラゲラ笑っていたい」高校一年生の玲奈は、親に内緒で部活を辞めていたことがバレて……。「玲奈」シリーズがついに完結。
金原ひとみ P232
特集 瀬戸夏子+水上文 責任編集「批評」
 
はじめに 瀬戸夏子 
  P44
 対談
瀬戸夏子+水上文 
なぜ、いま「批評」特集なのか
  P46
 インタビュー
斎藤美奈子 
文学史の枠を再設定する 見過ごされてきた女性たちの文学
  P62
 インタビュー
大塚英志 
ロマン主義殺しと工学的な偽史
  P120
 対談
高橋源一郎×町屋良平 
批評・詩・小説
  P164
 
シェイクスピアの妹など生まれはしない 
水上文 P72
 
翻訳に悩む〈倫理〉という言葉 
韓国文芸批評が示すもの
斎藤真理子 P85
 
批評 この致命なるもの 
中尾太一 P92
 
〈文学が生まれる場〉にいた話。 
同人作家と「サークル村」の女たちを繋ぐ試み」
小松原織香 P99
 
Love in a Minor Key 
榎本空 P111
 
批評と男性性 
男性解放批評のために
杉田俊介 P134
 
クィア映画批評と〈わたし〉を巡るごく個人的な断想 
児玉美月 P142
 
男たちの営みを巡る幾つかの雑多な引用 
木澤佐登志 P152
 
おもしろいために 
伊舎堂仁 P176
 
見られずに見る 
永井玲衣 P184
 
村上春樹の語られ方 
批評とサブカルチャー史
TVOD P190
 
批評が、私たちを一歩外へ連れ出すものだとしたら 
西森路代 P209
 
うつしかえされた悲劇 
三島由紀夫『豊饒の海』について
瀬戸夏子 P217
 
これからの批評のための3冊 
瀬戸夏子 水上文P227
創作
 
虎(前篇) 
幼い頃、親の転勤によって海外のとある国で暮らしていたまどかは、番犬用の仔犬としてローデシアン・リッジバックの「虎」と出会った。大人になって思う、あれがこの人生で持ちえた唯一の「愛」だったと――。種を超えた心の繋がりを描く、千早茜の新境地!
千早茜 P270
 
あなたを研究したい 
ある大学のジェンダー学のゼミ。意識の高い学生たちを横目に、杏奈はいまいち授業についていけない。そんなとき、二年前の夜にかかってきた不思議な電話を思い出して――。
山内マリコ P312
 
私の批評 
会社を辞めて「専業」作家になった私は、母とのふたり暮らしに耐えられなくなり家を出た――。どんなものにも愛着をもてない私は、母に似ている? そして永遠の十一歳詩人と父の亡霊が私にもたらしたものとは?
町屋良平 P329
特別対談
 
村田沙耶香×チョン・セラン アジア文学という冒険がはじまる 
日韓同時刊行アンソロジー『絶縁』を巡って
村田沙耶香 チョン・セランP300
 
木村紅美×ロバート キャンベル  コロナ禍が生んだ恋人の最終形 
『あなたに安全な人』第32回Bunkamuraドゥマゴ文学賞受賞記念対談
木村紅美 ロバート キャンベルP348
連載
 
風配図 Windrose 
最終回
皆川博子 P356
 
波間のふたり 
最終回
桜庭一樹 P375
 
トランス 
第 5回
島本理生 岩崎渉P400
 
JR常磐線夜ノ森駅 
第 3回
柳美里 P416
 
東北モノローグ 
第 6回
いとうせいこう P423
 
先輩狩り 
第 6回
藤野可織 P437
 
ギケイキ 
第39回
町田康 P445
書評
 
山田詠美『私のことだま漂流記』 
[評]山下紘加 P458
 
遠野遥『浮遊』 
[評]廣田龍平 P459
 
島本理生『憐憫』 
[評]奥田亜希子 P460
 
新胡桃『何食わぬきみたちへ』 
[評]桜庭一樹 P461
 
加納愛子『これはちゃうか』 
[評]橋本絵莉子 P462
 
温又柔『永遠年軽』『祝宴』 
[評]千種創一 P463
 
堀千晶『ドゥルーズ 思考の生態学』 
[評]中西淳貴 P464
 
第60回文藝賞応募規定 
  P466
 
著者一覧 
  P471
季評
 
たったひとり、私だけの部屋で 
問いかけと文学 2022年10月~11月
水上文 P450
連載
 
文芸的事象クロニクル 
2022年9月~11月
山本貴光 P469

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